手打蕎麦 糸
デザインコンセプトは店名の「糸」。
その繊細なイメージをこだち仕上げの白い壁、
内装天井の透明感のある柔らかな布で表現しました。
外壁は光の当たり方によって昼間と夜でその表情を変え、
つり下げられた生地は空調の風によって涼しげにゆらめきます。
これらは蕎麦が釜のなかで舞う動きのように、
静的でなく動的なイメージを反映しています。
店内奥に設けられたそば打ちの様子を伺える窓はお客様が見ても楽しめ、
そこに映る真摯に蕎麦を打つ店主の姿はお店の信頼にもつながります。
ベンチ席と大テーブルのカウンター席で、フレキシブルに使えるレイアウトで、
大人数・少人数でもゆっくりとお蕎麦を楽しめる空間になりました。